各国の時間を決める際、基準となるのが世界標準時である。世界標準時とは、本初子午線(イギリス・旧グリニッジ天文台跡地を通る経線)を基準にした時間である。世界標準時を基準とし、経度が東に15°ずれると時間は1時間進み、経度が西に15°ずれると時間は1時間遅くなる。これによって、各地の標準時が決まる。
日本標準時は、兵庫県明石市を通る東経135°の経線で決まる。これによって、イギリスと日本の時差(各地の標準時が指す、時間の差)を求めると
イギリス・・・0°、日本・・・135°
135−0=135
135÷15=9
答え 9時間
となる。
また、経度180°付近に、東側と西側で日付が変わる日付変更線という境界線が設定されている。この線を西へ越えると、次の日の日付になり、この線を東へ越えると、1日前の日付になる。
|